築15年の分譲マンション。
急遽思い立って令和1年7月半ばから販売を開始しました。
販売を開始して2ヶ月半経った本日、提示価格通りで売り抜ける事が決まりました!
中古マンション売却近隣相場価格から、なんと、500万円上高い金額で売れたのです!
なぜ、高額で売り抜ける事が出来たのか。
私のたった1度の経験からですが、そのコツをお伝えしたいと思います。
専任媒介契約にすること
中古マンションを販売するには、不動産会社と契約を結んで仲介をお願いするのが一般的です。
- 買主様の安心感
- 物件に不備があった時の調整
- 物件をより高額に売るためのアドバイスをしてくれる
- 売り手買い手の立場の違いによる食い違いの調整
- 買い手を全国に渡って探すことができる販売網
- 売買時に発生する煩雑な手続きを代行してくれる
「これらの全てをまかなえる不動産会社の選び方」
不動産会社へ仲介をお願いするときには、3つの契約の種類から選ぶ必要があります。
- 一般媒介契約
- 専任媒介契約
- 専属専任媒介契約
不動産会社仲介の3種類の契約方法の違いはこちら
私は、
「専属専任媒介契約」
一択でした。
その理由は、
専属専任媒介にした結果
とても多きなメリットだったと思います。
水回り等美装をしっかりとする事
不動産会社から、美装のご提案をいただきました。
普通のハウスクリーニングだと、6万円ぐらい・・・という見積をいただいていた中、
不動産会社からの提案は
25万円!
金額に驚きました。
仕上がりの感じを見て検討したい、とお伝えしたところ、すぐに参考画像をいただきました。
- キッチンの水回りが新品同様にピカピカ
- 洗面台が欠けているのですが新品同様
- フローリングの傷が完全に埋まる
私が販売時気にしていた箇所が全て新築同様になるようなのです。
結果・・・本当に新築マンションみたい!
そうして、希望販売価格で売れた大きな理由の一つとなりました。
宣伝媒体に載せる文章を自作する事
今回、買い手様と出会ったのは、自分で宣伝媒体に載せる文章を不動産会社に提示し、掲載していただいたことがきっかけとなりました。
不動産会社が当初掲載していた「売主様コメント」はとてもシンプルで、
- リビングが広い事
- 収納が多い事
- 保存状態が良い事
を羅列しただけのものでした。
販売を開始して2ヶ月。
宣伝媒体を見た方は週に7件、見学は1件だけでした。
これではいけない、と思い、私自身が文章を作成し、不動産会社へ依頼し、宣伝媒体に掲載していただきました。
その文章はこちらです。
リビングは東側南側が一面窓で、東には遠方に美しい山脈、南には飛行機が飛び立つのを眺める事が出来ます。
あまりにも眺望が素敵なので、住んでいる間、リビングにカーテンを入れる必要がありませんでした。
また、パーティーを20名で行っても圧迫感のないリビングです。
来訪者は必ず
「素敵、テレビドラマで見るようなマンション」
と言ってくれていました。
また、施工時に収納を沢山作りましたので、タンスや本棚等収納具は全く必要ありませんでした。
管理も管理会社様が丁寧に接してくれているので、とても満足しています。
こちらの文章を掲載してすぐに、見学希望者がいらっしゃました。
そうして、マンションを気に入っていただいて、販売希望価格で購入意思を提示してくださいました。
最後に:中古マンション販売時の大切な事
中古マンションを販売するときに大切な事
「買い手様にメリットある取引となるように」を第一に考える事
これに尽きると思います。
- 買い手様にメリットの多い不動産会社からのサービスが付く「専属専任媒介契約」にしました。
- 買い手様に気持ちよくマンションに住んでいただくために、特別な美装をコストをかけて施しました。
- 不動産会社へ任せきりにせず、「私のマンションの良さは、私が一番知っている」という気持ちで積極的に販売に取り組む
こういった気持ちで動いた結果、希望価格での販売に結び付いたのだと思います。
中古マンションを販売中の皆様の参考に、少しでもなればうれしいです。