【おひとりさま】または【アラフィフ】に該当する方、
「このまま分譲マンションを保有してていいの?」
と疑問に思ったことはありませんか?
【おひとりさま】のまま【アラフィフ】になった私は、先日、マンションを保有する事に疑問を持ち始めました。
結果、15年住んだマンションを売却するという選択をした私です。
ここでは、マンションの売却を決断した5つの理由をご紹介しようと思います。
Contents
その1 一人で住むには広すぎる
マンションを購入したのは30代半ば。
その時は、
「40歳になるまでには結婚ってできるものでしょう」
と根拠のない思い込みで、家族が出来た時の事を想定して購入しました。
100㎡近くのとても素敵なマンションです。
15年住んでいて、何の不満もありませんでした。
が、アラフィフになったある日気づきました。
そうなのです・・・独り身の私は、所有マンションの広さ3分の1で十分に生活ができる・・・と気づいたいのです。
その2 維持費がもったいない
ここでお伝えする「維持費」というのは、マンションの管理費ではありません。
一人で暮らすには広すぎる部屋なので、掃除も行き届きません。
なので、10日に1度、ハウスキーパーさんに来ていただいていました。
また、年に一度の
- フロアのワックスがけ
- エアコンクリーニング3台
- 水回りのメンテナンス
にかかる費用も結構なものです。
一人暮らしにここまでコストは必要ないのでは?と思い始めました。
その3 収納がたくさんあるのでモノが増え続ける
そもそも100㎡弱のマンションというのは、ファミリー向けの物件です。
私は、その物件に建設時、独自の設計で、たっぷりの収納具を加えてもらいました。
その結果、
「生活感のない家」
と来客にはとても評判だたのです。
部屋には家具以外は何も置かず、
「モノがない家」
とも言われていました。
が、今回、マンションの売却を決め、賃貸ワンルームマンションに引っ越すために荷物の整理を開始したところ、
所有しているものの5分の4は処分
いらないモノの処分費用10万円強!
となりました。
私は
捨てるもののために税金(固定資産税)を支払っていたのか・・・
と愕然としました。
部屋にはモノを置かずに生活していても、たっぷりの収納具の収納力は半端在りません。
そうして、持っている事さえ知らないモノがたくさん出てきました。
その4 終活を始めようと思いました
【おひとりさま】は死後の荷物の処分を他人に任せる必要があります。
そのため、
モノを持たない生活
に変えようと思いました。
誰にも迷惑をかけないで人生を終える事を大切にしたいと思いました。
そのためには、金融資産以外の所有物は、動産、不動産共に他人には必要のないものです。
モノって、自分には価値があっても他人からみたら、いらないもの・・・という事多々ありますよね。
今の生活に必要がないものはもたない生活をしよう
と決めました。
その5 ライフスタイルが変化した
終活や、マンションの売却を考え始めたきっかけとなったライフスタイルの変化。
それまでは、自宅であるマンションで事業を行っていました。
アラフィフになって、その事業を縮小し、ダンススタジオの経営を始めました。
その結果、
- 自宅にいることがほとんどなくなった
- 100㎡以上のスタジオの維持に時間がかかりだした
- 人が集まってパーティーを自宅でしていたのが、街中のスタジオでするようになった
という変化がありました。
その結果
と気づきました。
これからは、ミニマリストまではいかなくても、モノを持たない生活をして、ダンス事業に専念したい
と思うようになりました。
最後に:マンションを売却した今
こうして、私は、ほとんど迷うことなく、マンションの売却を決断し、1ヶ月で賃貸マンションに引っ越しをし、マンション売却を始めました。
賃貸マンションに引っ越してから、とても快適な生活をしています。
また、生活費も2分の1まで圧縮できました。
今まで、「時間、労力、お金」とどれだけ無駄ばかりの生活をしていたか、と気づきました。
今は、とてもシンプルに目の行き届いた生活となっています。
そうすると、不思議な変化が起こりました。
一人の寂しさや、焦燥感が無くなりました。
無駄にふらっと友人を誘って飲み行くことも無くなりました。
一人でいる時間がとても大切に思えだしました。
今、アラフィフとなっている世代は、
バブル全盛期
を体験している世代です。
もっと高価なもの、もっと凄いことなど
「もっと、もっと」
と求め続けている世代です。
モノを保有することに価値を見出している世代です。
私は、その価値観から離れる事で、落ち着いた毎日を手に入れました。
「断捨離」
という言葉がありますよね。
私が保有する中で一番大きなもの
「マンション」
を断捨離する事で、手に入れた安息と充足は大きいと思っています。
今は、もっともっと、モノを減らして、ゆくゆくは、ホテル暮らしにしたいなぁと思っています。