借金の抵当がついてる不動産は売却はできません。
当然ですよね。
誰も、他人の借金の抵当がついている物件を購入しませんよね。
私は、売却予定のマンションの借入の抵当権以外に、去年開業した事業の根抵当権がしっかりついています。
こちらの借入は、去年融資を受けたばかりでほやほやですので、まだ1000万円近く借金の残高があります。
政府系の金融機関で借入金利もとてもお安く借りてはいるのですが・・・
マンション売却に伴って、当然、根抵当権を外してもらわないと、マンションは売れません・・・。
売却を決断した段階で、金融機関に根回しに行きました。
「金融機関担当クン」の発言は当然の発言です。
想定内の発言。
ここで「そうですか・・・そういう契約ですか・・・」とあきらめるのは早すぎます!
ここからが勝負!!
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まずは誠実な気持ちを表現
根抵当権が融資についているという事は、その融資に対する十分な保全が取れないと、金融機関が判断したからです。
その保全を失う・・・という金融機関の立場を理解した上で、
根抵当権がついた不動産売却の契約を不動産屋と行う前に金融機関に折衝に来た
という誠実な姿勢を必ず示す必要があります。
不動産を売却した後は借入金返済がスムーズに行えるようになることを数字で示すこと
私の場合は、マンションを売却し、賃貸マンションに移ることで、居住に係る維持費が半額になります。
そうして、売却によって手にするキャッシュで、去年から手掛けている事業が軌道にのるまでのつなぎ資金となる事を説明しました。
一部でも返済の提案をする事
根抵当権がついている借金の残高そのままに根抵当権をのけてくれ・・・というのは無理な相談です。
100万円でも200万円でも返済をする事をこちらから提案してください。
あくまで、当初の金銭消費貸借契約を破るのはこちらです。
その姿勢をきっちりと示せば、最近の金融機関は、貸し剥がすことはいたしません。
むしろ、どのように現状を乗り越えるか親身になって相談にのってくれます。
もちろん、こういった事態になるまでに、きっちりと約定通りに返済を行っていることや、
求められた書類は常に速やかに提出している事で信用を積み重ねていることが条件となります。
金融機関は以前と違ってとても心強い味方です。
誠実に、きっちりと返済を行っていく姿勢を示していれば、大概の事は善処してくれます。