そうなのです!
1月1日~12月31日までの売り上げが20万円以上ある場合は、確定申告をしないといけないのです!
今回の記事では、今から初めて確定申告に取りかかる方が、3時間程度で仕上げることができる方法をお伝えします!
初めて確定申告をする人(税務署へ届け出をしている方は、異なる点があります)
この記事の筆者「とも姐」は、財務担当役員を10年以上、かつ、起業支援を20年行ってきました。かけこみ確定申告支援経験多数あります!
Contents
用意するもの
- クライアントに発行した領収書
- 経費になる領収書
- 通帳
- カード明細
- お勤め先の源泉徴収票(副業の方)
- 保険料控除証明書
- ふるさと納税による寄付金の控除証明書
- 電卓
この準備が時短のために必須です!
フリーランスの確定申告の手順開始です!
まず、国税庁のサイトの確定申告作成コーナーを開いておいてください。
こちらのサイトを利用して作成していきます。
①確定申告作成コーナーの準備をする
先ほどの、国税庁のサイトで確定申告の準備をします。
- 下記画面の「作成開始」をクリック
- 「印刷して提出」をクリック
- 「利用規約に同意して次へ」をクリック
- 該当年度の「決算書・収支内訳書」をクリック
- 「作成開始」をクリック
- 画面の通りに選択してくださいね
- 「収支内訳書」(一般用)を選択
- 「売上(収入)金額」をクリック 何も考えずにここまで進めてください!所要時間5分弱!
②売り上げを計算する
”クライアントに発行した領収書”と”通帳”に振り込まれた売り上げを合計して入力します。
入力したら、「入力終了(次へ)」をクリックしてください。
とにかく電卓で計算してください!所要時間5分程度。
売り上げが多い場合は、
- エクセルに1月~12月まで入力
- 月別に電卓で計算し、エクセルに月別で入力
- SUM関数で合計を出す
という手順でどうぞ。
この場合、エクセルの表のレイアウト等拘らず、単なる計算シートとして使ってください。
③経費を計算します
先に申し上げます。
領収書が多い場合、ちょっと気合がいる時間です。
それでも一息に1時間弱で行える方法をお伝えします!
- 領収書を、経費の種類によって分けます。(この場合の経費の種類というのは、こちらの画面の「科目」という欄の分類で分けます。)
- こちらのようなエクセルの表を作って、どんどん電卓を叩いて入力していきます。こちらの表は、「アフィリエイター」を想定して必要な科目を選んでみました。
- それぞれの「科目」に合計額を入力していきます。
- この画面まで「次へ」を選択してください。
- 住所氏名等入力していってください。
- 印刷して「決算書」の作成は終了です!
お疲れさまでした!あと少しです!
ここまでで長い方で1時間半ぐらいです。
④確定申告書作成(所得編)
- こちらの画面の指示に従って捺印等行ってください。
- 「所得税の確定申告書を作成する」をクリック(注:起業1年目の方は「消費税の申告書作成」は気にしなくて大丈夫です。
- 「入力した情報を引き継いで、所得税の確定申告書を作成しますか?」と聞かれるので、「はい」をクリック。
- 「申告の種類」は無視して、生年月日を入力してください。
- 副業の方は、「給与所得」の欄をクリックしてください。専業の方は、そのまま「次へ」
- 給与所得がある方は、源泉徴収票に基づいて、こちらを入力 ここまで5分~15分ぐらいです。
⑤確定申告書作成(所得控除編)
控除できるものがこれだけの種類あります。
これ以降の内容について税理士以外が細かく語ることは、”税務指南”と言って、税理士法違反になるので、お伝えは遠慮しますね。
「該当するかなぁ?」と思った個所の「入力する」をクリックして、入力できる箇所を入力すると自動的に申告書が出来上がります!
その後、どんどん「次へ」をクリックして、印刷まで進めてください。
⑥印刷ができたら郵送で提出しましょう!
税務署へ持参してもよいのですが、確定申告時期、税務署は非常に混んでいます。
郵送で提出すると、確定申告に割く労力を軽減できます!
郵送の際に大切なことをお伝えします。
- 提出用の書類をすべてコピーします。
- コピーをホッチキスでとめます。
- 返信用封筒を作成します。宛名は自分宛です。
- 必ず、返信用封筒に切手を貼ってください。
- 「控えに受領印を捺印の上、同封の返信用封筒でご返信ください」と記載した文章を同封してください。
- 所轄の税務署へ送ってください。(3月15日中の捺印でしたら、期限内とみなしてくれます!)
お疲れさまでした!
”来年こそはしっかり準備するぞ”と思われている方は、確定申告までしっかりとサポートしてくれるクラウド会計の導入を是非ご検討ください。
確定申告書と同時に手続きをしておいた方が良い事
次の年の確定申告のために行っておくと節税になる手続きがあります。
青色申告承認申請書の提出
申請後、承認してもらえると、所得控除を受けることができるので、節税になります。
確定申告途中でギブアップ・・・となった方
大丈夫です!
最初にお伝えした、必要な資料を持って税務署へ行きましょう。
税務署職員の方が、申告書まで作成してくれます。
もちろん無料です!
ただし、経費になるかどうか怪しいものは、間違いなくはじかれます。
なので、できれば、作業工程の③まで行って、印刷して、それを持参して残りを税務署で作成してもらうのをおすすめします!
どうしても税理士にお願いしないと・・・と思われうる方、こちらに税理士の選び方を記事にしています。
20年に渡って、たくさんの税理士と仕事をした経験から「税理士選びのポイント」をお伝えしています。
是非、こちらを一度読んでみてください。