フリーランスとして活動をしている方、こんなお悩みの方多いですよね。
この記事を読むと
- 収入が増加えて税理士に依頼したいけれど、どうやって依頼したらいいかわからないんだけど
- 税理士ってどうやって選んだらいいの?
- 良い税理士ってどうやって見分けるの?
- 税理士を選ぶコツって?
このような疑問がすべて解決します!
この記事の筆者は、20代は税理士を目指して3ヶ所の税理士事務所で修業をしました。
その後、CFO(財務担当役員)や財務コンサルの起業を20年。
これらの仕事を通じて、数多くの税理士と仕事をしてきた経験があります。
Contents
ぶっちゃけ”良い税理士”ってどんな人?
一言で言うと
相性が良い人
要は人によって「良い税理士」の概念が異なります。
例えば、風邪をひいて、医者を選ぶとき
「点滴ですぐ治したがる先生」が好きな人と「点滴しないで薬だけの先生」が好きな人
に分かれませんか?
税理士選びも、医者選びと全く一緒です!
あなたにとっての「良い税理士」を選ぶには、少々準備が必要です。
- 優しい人がいい?スパルタ系がいい?
- お金は天下の回りモノ派?貯め込みたい派?
- あなたの言いなり派?主導権握りたい派?
- 他人にお任せしちゃえる派?自分でやらないと気が済まない派?
・・・ふざけていませんよ・・・ちゃんと真面目です^^
もう少しおつき合いくださいね!
①優しい人がいい?スパルタ系がいい?
とても大切な要素です。
調和のとれる優しい人達との仕事が得意なのに、スパルタ系税理士を選ぶと、コミュニケーションが取れなくなっていきます。
逆に、オブラートに言葉を包む人が苦手で率直に話す人を信頼する人が、遠慮深い税理士を選ぶと、税理士を信用するまでに至らないこともあります。
税理士が悪いわけではありません。
税理士選びを間違えただけです。
税理士を選ぶときは、仕事のチームを選ぶときと同じように、人柄の相性がとても大切です。
②お金は天下の回りモノ派?貯め込みたい派?
これ、決めておいてください。
とても大切です。
医者選びで例えます。
重い病気になった時、「外科手術積極派」「手術極力しない派」の先生に分かれますよね。
どちらを選ぶかは、患者の選択です。
税理士も全く同じです。
「貯め込みたい派」の人は、節税が得意な税理士を選択しましょう。
「お金は天下の回りモノ派」の人は、節税以外の勉強を沢山している先生を選びましょう。
事業を大きくしたい方は、後者の税理士を選びましょう。
③あなたの言いなり派?主導権握りたい派?
税理士は「先生」と呼ばれることが多いので、ぶっちゃけ、
「何様?あなたが経営してるわけじゃないでしょう」
と言ってしまいたくなる人が沢山います。
「あなたの言いなり派」の人は抵抗がないと思いますが、「主導権握りたい派」の人は、最初から、
「経営者は私ですから」
と主導権を主張してください。
そこでムッとする税理士には仕事を依頼しないように。
後でトラブルになって税理士を変えることもあります。
税理士変えるの、結構労力がかかるのです。
④他人にお任せしちゃえる派?自分でやらないと気が済まない派?
また病気で例えます(笑)
怪我をして、リハビリを受けるとき、「寝転がって終わる温熱療法派?」「自分で動く運動療法派?」
みたいな感じです。
全てを税理士に任せたいのか、税理士の特殊なスキルが必要なところだけ任せたいのかで変わってきます。
若手のバリバリ勉強している税理士は、後者が多いです。
全て任せたくても、
「ここまでは、あなたがしてきて下さいね^^」
と厳しくも愛情で、下位フェーズの作業は突き返されます。
逆に、なんでもはいはい、と全て行ってくれる税理士もいます。
どちらが好みかは、あなた次第です。
筆者が考える”良い税理士”とは?
財務畑30年、税理士事務所の裏も知っている私でしたら、
- 優しい人
- お金は天下の回りモノ派
- 主導権握りたい派
- 自分でやらないと気が済まない派(最初は)
という選択をします。
これら全ての要素を納得してくれる税理士は、勉強熱心で、柔軟な対応をできる人が多いのです。
絶対に選んではいけない税理士って?
あります!必見です!
- 「私に任せてくれたらいい」とこちらの疑問に向き合わない
- こちらの事業の専門用語が分からない
- 事務所のパソコン等ガジェットが古い
医者選びと一緒です(笑)
疑問をぶつけると、「私に任せてるんだから」と一言で終わらす医者に大切な体を任せますか?
内科で、ぎっくり腰の相談をしますか?
未だにレセプトを手書きで行っている医者に、最新の医療知識があると思いますか?
税理士も同じです。
良い税理士を見抜く方法ってある?
税理士へのとっておきの質問があります。
「私の事業で利益が多額に出た時に、あなたは節税派ですか?それとも納税積極派ですか?」
一言一句そのまま使ってみてください。
言葉の順番も大切です。
ここで、あなたに「節税派」と言う税理士を私は選びません。
納税積極派だからと言って、納税を沢山させられるという意味ではありません。
納税を収めることができるマネタイズまで相談に乗ってくれる可能性のある税理士です。
また、クライアントになる可能性のある私たちに媚びて、都合の良いことを言う税理士もいます。
そういう税理士に仕事を依頼しないで済むとっておきの質問なのです。
税理士をどうやって探したらいいの?
絶対に選んでほしくない方法があります。
知人(友人)の紹介は避ける
税理士選びには相性があります。
あなたの知人が「良い」と言っても、あなたも「良い」とは限りません。
あなとの知人の「恋人」が、あなたの好みではないのと一緒です。
・・・真面目に語っています^^
でも、知人の紹介だと断るときに断りづらいですよね・・・。
知人の紹介を避けたいのはもう一つの理由があります。
税理士には、あなたが人に知られたくないようなことも、さらけ出さないといけない時があります。
それが、知人に伝わる可能性があります。
下手をすると、あなたのビジネス戦略まで伝わり、パクられる可能性も秘めています。
税理士には守秘義務がありますが、徹底できていない税理士も沢山見てきました。
では、どうやって税理士を見つけたらいいのか?
「税理士紹介サイト」を積極的に活用しましょう!
実績としても税理士登録としても多いのは、
「税理士ドットコム」(無料)です。
が、私は、断るときの事を考えて、断ってくれるこちらのサイトをおすすめします。
税理士紹介サイトでしたら、何人もの税理士と会うことができます。
納得がいくまで税理士と会いましょう。
税理士は事業のパートナーとして非常に重要です。
心強い味方となる税理士と出会ってくださいね!