アラフィフになって、自由を手に入れることができ、かつ、波があっても捌ききれる恵まれた人生となっている今、私のつたない経験ですが、今までを振り返って
あの時やっておいて良かったこと&しておいたら良かったと後悔していること
を振り返って、お伝えしてみようと思います。
今回は【20代編】です。
Contents
20代を時系列順に挙げてみます!
- 20歳 地元国立大学でサークル活動に専念(英語系のサークル)及び学業(社会心理学)に専念
- 21歳 バブル全盛期に就活。一部上場企業から内定をかたっぱしからもらう
- 22歳 ソフト会社入社で都会に住み始める。半年の研修で「情報処理2種」試験合格
- 23歳 深夜まで残業の日々⇒飲み歩き朝帰宅⇒出社の日々&翌年結婚予定
- 24歳 父が亡くなり、諸々整理のために地元へ帰る&遠距離恋愛になり破局し結婚予定が吹き飛ぶ
- 25歳 税理士事務所で働き始める⇒「日商簿記2級」合格
- 26歳 税理士資格取得の勉強を始める
- 27歳 税理士事務所転職
- 28歳 仕事と勉強の日々
- 29歳 仕事と勉強の日々
20代で経験しておいて良かったこと
20代で様々な環境を経験し(一部上場企業就職、都会で暮らす、中小企業に就職等)、また、様々な勉強ができたことが、その後の人生を楽にしてくれました。
都会で2年暮らして都会暮らしに絶望したこと
都会で2年暮らしている間、最長の通勤時間が片道2時間30分!
往復で5時間・・・要は、1日の時間の4分の1近くを通勤時間に使っていました。
地元なら、ドアtoドアで20分でどこへでも行けます。
また、通勤の満員電車は苦痛でしかなく、こんな生活が続くのであれば、サラリーマンしたくないと思ったものです。
休日に映画を観に映画館へ行きました。
映画を観るために、1本前の上映時間に行って並ぶ必要がありました。
地元なら、映画館は満席になることはほぼありません。
乗り継ぎに駅の中を10分近く歩く必要がありました。
地元なら、目の前に乗り継ぎ路線がありますし、そもそも、交通機関を使う必要がない距離に何もかもが集まっています。
就職をして2年で、都会の生活に疲れ切ってしまいました。
都会暮らしが非効率的で消耗することを身をもって体験し、職場と自宅は極力近い方が良いことを痛感しました。
田舎はいい!!20代前半で実感をして、都会で働くことは一生しないと決めました。
色々な分野の勉強を本気で取り組んだことが後々活きました!
大学では、英語のサークルに入っていたので、環境が、英語を勉強する環境だったので、当たり前に英語を勉強し、話していました。
また、就職した企業で給料をもらいながら勉強ができて、全くのド素人が半年で情報処理2種の資格を取ることができました。
地元に帰って紹介で税理士事務所に勤めることになったので、簿記の勉強に専門学校に行きました。
周囲は、高校生ばかりの中、初めての簿記の勉強です。
初めての分野の簿記は、とても面白くて、とことん勉強して、試験は満点合格しました。
税理士事務所の仕事を面白く感じ、税理士の資格を取るために専門学校に通い始めました。
そこで、法律の読み方、解釈の仕方を勉強できました。
①英語を学んだこと(特に発音!)
バブル全盛期に大学生になった世代です。
いきなり、生活に、
ティラミス(画期的でおおはやりしました)
パスタ(それまではスパゲッティ)
今では当たり前となっている海外のものたちが一気に一般の人たちにも広がりました。
また、超円高がきっかけとなって、気軽に海外に出かけだしたのもこの時期です。
一気に海外が身近になった時代です。
まさに国際化の波が来た時代です。
その後、インターネットの普及で、世界に容易につながるようになりました。
生活の中に英語が必要な場面が増加してきています。
また、30代で行き始める海外。
全く物おじしなかったのも、英語を少々かじっていたおかげです。
英語の中でも、発音を特に勉強しました。
発音がきれいだと、簡単な単語を並べただけでも、きちんとした英語を話しているように聞こえるようです。
当時は、NHKの「ラジオ英会話」を利用して勉強していました。
今は、ネットを利用して自宅に居ながらネイティブと英会話ができるサービスも沢山ありますね!
難しい文法等で英語の学習が難しく思える方は、ネイティブの発音を真似て、きれいな発音の英語を目指されると、英語が面白く感じます。
「きれいな英語を話しますね」
と外国の方に言われるのは嬉しいものです!
②「情報処理2種」を取得して、ITに対して抵抗をなくしたこと
私が20代になったころにはまだインターネットは普及していませんでした。
パソコンや携帯電話は一部の人のものでした。
「インターネットというものができて、これからIT分野が分からないと生き残れない」
と判断して、ソフト会社に就職しました。
この時期、ソフト開発案件は溢れていたのに、SEやプログラマーが不足しまくっている時代です。
私が就職した会社も1年で1000人採用していました。
また、入社して半年は、仕事は全くせずに、情報処理2種を取得するための勉強のみでした。
給料をもらいながら、仕事を全くせずに、資格取得の勉強ができる
いい時代のいい会社でした。
資格を取得して2年弱、SEとして、日本最大の開発案件に携わったりして、とても勉強になりました。
バリバリ文系だった私は、勉強するきっかけがないと。IT関係は苦手なままだったと思います。
「これから必要なスキルだから」と苦手分野でも、勉強ができる会社に就職をしてよかったと思います。
③簿記を勉強したこと
のちに経営者の道を選んだ際に、とても有利なことなのです。
経営者は、簿記を知っている、知っていないで、会社経営の難易度が格段に変わってきます。
例えば、会社の経営の方向性を検証するために使用する「試算表」。
税理士に任せきりでつくってもらっている経営者が多いと思います。
が、簿記の知識がある方は、税理士に丸投げする人はいないと思います。
「試算表」がどう作られているかという過程を検証しておかないと、
「試算表」が指し示す方向性に信ぴょう性がなくなることを熟知していると思います。
また、「決算書」のどこをどうすると、会社が強くなるのか。
そういったことも、簿記の知識があると、容易に把握ができます。
経営における、資金調達等のために、とても有利に活用してきたのが、簿記の知識です。
④法律の解釈方法を知っていること
税理士試験を挑戦する際に、必要なスキルというのが、法律本文を読んで、覚えて解釈することです。
法律の条文は独特の言い回しです。
これに慣れることができたのは、その後の人生をとても有利にしてくれました。
何を判断するにも、法律の条文を読んで解釈することを慣習にしていると、自分の意思を通すのにとても有利でした。
市役所、税務署、日本年金機構、県庁、入国管理局、労働基準局等、
経営に携わっていると、様々な法律のもとに判断する必要がありますので、各機関に出向くことがあります。
これが・・・結構、公務員さん、いい加減な事言うんですよ・・・
それで、私は必ず、法律の条文を見せてもらって、確認を行うようにしているのです。
そうすると、結構、公務員さん、
「あっ、そうですね、すみません、違うことを言いました。」
という事が多いのです。
自分を守るためにも、「法律の条文」大切です!
しておけば良かったなぁと後悔していること
私の場合、30代以降で行っているのですが、
「旅・趣味の仲間づくり・投資」
です。
あっ・・・「結婚・子育て」もかな?
「結婚」に関しては、結婚直前で一度破局してから、私はほとんど興味がなかったのです。
「結婚」したい女性の方は、20代のうちに、沢山の候補の方と会って、縁を作っておくほうがよいと思います。
さて、私がしておいたら良かったと思っている「旅・趣味の仲間づくり」は、私のように30代になってからでも十分に可能なのですが、20代の柔軟に吸収ができる時期に経験をしておくと、また貴重な経験ができたのかなぁと思います。
「投資」に関しては、自分自身の経験には投資してきましたが、金融資産としての投資は40代になってとりかかったので、時間を味方につけることがあまりできませんでした。
唯一、「確定年金保険」を20代で開始しました。
この時代の「確定年金保険」は現段階で結構な利回りになっていてちょっとした資産となっています。
今20代の方へお伝えしたいこと
投資しましょう!
自分自身のスキルアップのための投資。
私の場合、目の前のことを極めていくと、資格取得の20代となっていましたが、このスキルアップのおかげで、30代、40代、とても有利に生きていく事ができました。
それから、資産運用のための投資。
長く育てるためのものを月5000円でもよいので開始しましょう!
「時は金なり」です!
したい事を存分に、失敗を恐れずに挑戦をしていけば、無駄なものはありません!
素敵な20代にしてくださいね!